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ステロイド薬品が手放せない皮膚

多くの皮膚疾患にホルモン剤=ステロイドが処方される事がほとんどではないでしょうか?



人間が持つ副腎皮質ホルモンの役割
副腎という組織から分泌されるホルモンで、体内で糖質やミネラルの代謝に関係する重要なホルモンです。また、アレルギー反応や炎症を抑える働きも担います。

薬品のホルモン剤(ステロイド)の薬理作用
作用は極めて多く、特に痒み、痛み、皮膚炎の抑制に高い効果と即効性のメリットを持ちます。ただし、問題点は習慣性に利用すると機能障害を発症します。外から与えると自分自身でホルモンの生産をしなくなるのです。

アトピー性皮膚炎やアレルギー性の慢性皮膚疾患の人は長年に渡り使用している事が多いです。何故なら、やめるとリバウンドを起こすからまた治療という薬理作用を利用するという中毒症を発生します。最後はホルモン剤が効かず中止した後のリバウンドに苦しみ、もう二度とステロイド剤は使わない!!と強く否定する方も多く見られます。

薬を付ける?付けない?


人間の体は単純な仕組みではありません。どんな機能もいらない物はないのです。昔は扁桃腺が大きいと切除!と厄介物にされていましたが、今は取っては良くないとの見解でよほどの事でないと切りません。虫歯も昔は直ぐに削り神経も取られて銀歯だらけでした。でも今の治療法は神経はなるべく取りません、削るのも最小限で自分で防御層を作り出すの待ってから詰め物でカバーしてもらいます。悪物は切り捨てる主旨の西洋医学も現在は自然治癒力を高めるという時間がかかっても自力の強化が必要であると認識され漢方を取り入れる医師も出てきました。化学物質の薬は無くては人間の寿命はここまで無かったでしょう。しかし、それだけ効果の高い薬は裏を返せば多量になれば必ず毒にもなるということです。副作用があるというリスクも考えなくてはいけないと思うのです。

要は役割を考えることです。
薬は生活に支障するつらい症状を抑えてくれる対処法です。大事なのは薬で抑制している間に先ず、原因は取り除くことです。皮膚疾患は必ず原因があります、取り除かずに薬でトラブルを出なくすることはありません。そいして痛めた皮膚細胞を元に戻すための肌に合ったケアーをすることを治療と同時にしなくてはいけないのです。副腎皮質ホルモンの分泌が低下したのを一旦は薬で高めても自分で出さなくなっては本末転倒です。低下した理由を排除し、自分の機能を高めることをしないと薬と縁が切れない皮膚が出来上がるのです。私の師匠は「薬はしたたかに使え!」と教えます。皮膚疾患の多くはケアーが担うと言っても過言ではありません。薬も適材適所に使い、再発防止はケアーの見直しです。

ここで言う正しいケアーとはつけ心地や雰囲気での宣伝された化粧品ではなく、先ずは正しい細胞の働きに戻せるケアーでなくてはいけないということです!

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