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菌=悪は大間違い!細菌と正常菌叢の違いを知って、正しい菌知識を身に付ける

細菌はバイキン?
では正常菌と聞いたらどんな菌と思いますか?
善玉菌は欲しいけど悪玉菌は要らない?

それは間違いです。

人間と共存共栄している菌群は200~300種類あります。体の場所によって存在する菌は違います。菌の居場所が間違うととんでもないトラブルを引き起こします。トラブルの原因になった途端に細菌(外来菌も含む)と呼ばれます。

大腸菌は悪玉菌と善玉菌と菌群を分けた呼び方をします。悪玉と言われると存在しない方が体に良さそうですが、そうではありませんよね?どちらも必要でバランスが大事なのです。よって善玉が多すぎても良いことではないのです。

美容に関わる皮膚に存在する菌群は常在菌と尋常菌とに分けます。

常在菌

  • ほとんどの人が持っている菌
  • 日和見菌である(皮膚免疫性の低下を虎視眈々と狙っている菌)
   a 数が正常な場合→善玉作用
   b 数が増えた場合→悪玉作用

尋常菌

  • 全ての人間が持っている菌
  • 生命活動に必要不可欠な菌

私達の皮膚疾患の多くはこの正常菌叢の崩壊が原因です。 身近では尋常菌の表皮ブドウ球菌が脂線腫に繁殖したらニキビになります。ニキビに常在菌の化膿連鎖球菌や黄色ブドウ球菌が繁殖すると吹き出物です。
また、花粉症の人が居て欲しい常在菌の緑膿菌ですが鼻の中にはウェルカムでも体で増殖すると褥瘡(床ずれ)という皮膚を腐れせてしまう悪者と変わります。

皮膚薬剤のほとんどには抗菌剤、殺菌剤、抗炎症剤と全ての菌を殺す作用を持つのが薬です。もちろん必要な時はありますが、常用しては良いことではないのは分かりますね。菌の皆殺しでは健康な皮膚は保てません。

頭皮の正常菌叢を整えるとトラブルは治まり健康な髪を育てるのです。

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